こんにちは、なかきちです!
北海道に移住し、普段は社畜として働きながら、テレマークスキーで北海道のパウダーを追いかけています⛷️❄️
テレマーク歴は気づけば20年以上。とはいえ、まだまだ修行中です🤣
休みと降雪が重なることを祈りながら、今シーズンも最高の一本を求めて雪山へ。
このブログでは、北海道のスキー場や雪情報、実際に使ったスキーギアなどを、北海道在住のスキーヤー目線で紹介しています。
10月に入り、北海道では旭岳の初冠雪や黒岳、羊蹄山からも雪の便りが届いて、いよいよ冬の足音が近づいてきました。
北海道のスキーヤー・スノーボーダーなら、そろそろ冬の予定を考え始めている方も多いんじゃないでしょうか?
特に年末年始やハイシーズンに北海道へスキー・スノーボード旅行を考えている人なら、そろそろ具体的に予定を立て始める時期。
雪の予報を見てから決めたいところですが、年末年始など人気の日程を狙っている人は、宿泊先やレンタカーの空き状況だけでも早めにチェックしておくと安心です。
※スキー旅行を予定している人はこちらから宿泊先を探せます👇
とはいえ、せっかく北海道まで滑りに来るなら、
「今年の北海道、ちゃんと雪あるよね?」
というのも気になるところ🤣
特にパウダー狙いなら、
- 初雪や根雪は早いのか?
- 11〜12月からしっかり積もるのか?
- 年末年始は滑れるのか?
- 1〜2月のパウダーシーズンはどうなる?
- 暖冬になる可能性は?
- ニセコ・キロロ・ルスツなどの雪は大丈夫なのか?
このあたりは気になりますよね。
そして2026-2027シーズンを考えるうえで、大きなポイントになっているのが、
「エルニーニョ現象」
です。
気象庁が10月9日に発表した「エルニーニョ監視速報 No.409」では、
2026年9月のエルニーニョ監視海域(NINO.3)の海面水温偏差が**+4.0℃**となり、
1949年以降の月別観測値で過去最高を更新したと発表されました。
これまで最高だった1997年12月の+3.6℃を上回る数値です。
さらに、冬にかけてエルニーニョ現象が続く見込みは100%とされています。
つまり今年は、過去最強クラスのエルニーニョが続く可能性がある冬。
「そんな強いエルニーニョなら、今年は暖冬で雪少ないんちゃう?」
と思ってしまいますよね。
しかし、エルニーニョの強さと北海道の降雪量は単純に比例するわけではありません。
そして9月18日には、待っていた2026-2027年冬の寒候期予報も発表されました。
そこで今回は、現時点で発表されている気象庁などの最新情報と、過去の強いエルニーニョ発生年の北海道の降雪データをもとに、
2026-2027シーズンの北海道の雪がどうなりそうなのか?
北海道在住のスキーヤー目線で考えてみたいと思います。
※2026年10月10日更新:気象庁が10月9日に発表したエルニーニョ監視速報 No.409を反映。9月18日発表の寒候期予報とあわせて、2026-2027シーズンの北海道の降雪見通しを考察しています。
- 2026-2027シーズンはエルニーニョが大きなポイント
- エルニーニョ=北海道は暖冬・少雪になる?
- 過去の強いエルニーニョでは北海道の雪はどうだった?
- 1997-98年は記録的エルニーニョでも北海道は89%
- 1982-83年は強烈なエルニーニョなのに雪が多かった
- 暖冬でも北海道では意外と雪が降る?
- 結局パウダーを当てられるかは休日とのタイミング次第🤣
- 北海道は10〜12月も高温傾向|シーズン序盤はちょっと心配?
- 【9月18日発表】気象庁の寒候期予報が発表!北海道の冬はどうなる?
- 強烈なエルニーニョでも北海道は「暖冬・少雪確定」ではなかった
- 本州は北海道より厳しい予報|北海道遠征はアリ?
- 暖冬になった場合、北海道でパウダーを狙うなら?
- 2026-2027北海道の降雪予想|現時点でのなかきちの見方
- まとめ|最新予報でも北海道パウダーを諦めるのはまだ早い
2026-2027シーズンはエルニーニョが大きなポイント
まず現在分かっていることから見ていきましょう。
気象庁が2026年10月9日に発表した「エルニーニョ監視速報 No.409」では、
2026年春からエルニーニョ現象が続いているとみられる
としています。
さらに今後については、
冬にかけてエルニーニョ現象が続く見込み100%。
つまり少なくとも現時点では、2026-2027シーズンもエルニーニョが続いた状態で冬を迎える可能性が極めて高い状況です。
そもそもエルニーニョ現象って何?
ここで、
「そもそもエルニーニョって何?」
小学校で習ったような……
天気予報で聞いたことはあるけど、よう分からんな〜という、なかきちみたいな人向けに簡単に説明しておきます🤣
エルニーニョ現象とは、太平洋の赤道付近、南米ペルー沖から日付変更線付近にかけての海面水温が、平年より高い状態が続く現象です。
「日本からかなり離れた海の話やん」
と思いますよね🤣
ところが、この広大な海域の水温が変化すると、熱帯の大気の流れや雨の降る場所が変わります。
その影響が上空の偏西風などにも波及し、遠く離れた日本の気温や降水量にも影響を与えることがあります。
日本では一般的に、
「エルニーニョ=暖冬」
というイメージがあります。
ただし大事なのは、
「エルニーニョが発生したら、日本全国が必ず暖冬・少雪になる」というわけではない
ということ。
特に北海道を含む北日本では、エルニーニョ発生時でも冬の気温や雪の量には年によってかなり差があります。
エルニーニョはあくまで、
「その冬の天候に影響を与える大きな要素のひとつ」
と考えるのがよさそうです。
そして2026-2027シーズンで注目したいのは、単にエルニーニョが発生していることだけではありません。
その勢力が非常に強まり、9月の海面水温偏差が過去最高を更新したこと。
ここが今年の冬を考えるうえで気になるポイントです。
【10月9日最新】スーパームーンエルニーニョが過去最高を更新!
北海道の雪への影響は?
2026年10月9日、気象庁から新たな「エルニーニョ監視速報 No.409」が発表されました。
そして、スキーヤー・スノーボーダーとして見逃せない情報が!
今回のような非常に強いエルニーニョ現象は、一般に「スーパーエルニーニョ」と呼ばれることもあります。
ただし、これは気象庁が正式に定めた強度区分ではなく、非常に強いエルニーニョを表す通称です。
2026年9月のエルニーニョ監視海域(NINO.3)の海面水温は、基準値より+4.0℃。
これは、これまでの最高値だった1997年12月の+3.6℃を上回り、1949年以降の月別観測値で過去最高となりました。
これまで「1997年に匹敵する可能性がある」とされていたエルニーニョが、実際の観測値で過去最高を更新したことになります。
さらに気象庁は、冬にかけて過去最大の強さのエルニーニョ現象が続く見込みを100%としています。
「ということは、北海道も記録的な暖冬で雪不足になるんちゃう?」
と思ってしまいますよね🤣
ただし、ここは注意が必要です。
今回過去最高を更新したのは、エルニーニョ監視海域の単月の海面水温偏差です。エルニーニョ現象の発生判定に用いる5か月移動平均とは区別する必要があります。
また、エルニーニョが強いからといって、北海道の冬が必ず暖冬・少雪になるわけではありません。
過去の強いエルニーニョ年でも、北海道の降雪量は平年を上回った年もあれば、下回った年もあります。
今回の発表でエルニーニョの強さについては大きな進展がありましたが、北海道の雪がどれだけ降るかは、今後の季節予報や実際の寒気の入り方を引き続き確認する必要があります。
パウダー好きとしては気になる記録更新ですが、これだけで今シーズンを悲観するのはまだ早そうです🤣❄️
出典:気象庁「エルニーニョ監視速報 No.409(2026年10月9日発表)」
エルニーニョ=北海道は暖冬・少雪になる?
ここで一番気になるのが、
「エルニーニョになると北海道の雪は減るの?」
というところ。
エルニーニョの冬というと「暖冬」というイメージを持っている人も多いと思います。
ところが北海道について調べてみると、話はそれほど単純ではありません。
気象庁が過去のエルニーニョ発生時の冬を調べた統計では、冬(12〜2月)の北日本について、
平均気温が高くなるという統計的に有意な傾向は確認されていません。
北日本の冬の平均気温の出現率は、
- 低い:26%
- 平年並:48%
- 高い:26%
となっています。
つまり北海道を含む北日本では、
「エルニーニョ=必ず暖冬」
というわけではないんです。
さらに北日本日本海側の冬の降水量についても、
- 少ない:47%
- 平年並:21%
- 多い:32%
となっていますが、「少ない」が統計的に有意な特徴とはされていません。
つまり、
「今年は強いエルニーニョだから北海道は暖冬・雪不足になる」
とエルニーニョだけを理由に断定することはできません。
過去の強いエルニーニョでは北海道の雪はどうだった?
それなら実際、過去の強いエルニーニョの冬に北海道ではどれくらい雪が降ったのでしょうか。
気象庁の地域平均気象データから、代表的な強いエルニーニョの冬を比較してみます。
| シーズン | エルニーニョ最大偏差 | 北海道12〜2月の平均気温の平年差 | 北海道12〜2月の降雪量 |
|---|---|---|---|
| 1982-83 | +3.2℃ | −0.3℃ | 108% |
| 1997-98 | +3.6℃ | −0.7℃ | 89% |
| 2015-16 | +3.1℃ | +0.7℃ | 99% |
| 2023-24 | +2.3℃ | +0.7℃ | 93% |
※降雪量は北海道地方の地域平均・平年比。エルニーニョ最大偏差は気象庁のエルニーニョ監視海域における月平均海面水温の基準値との差。
これ、なかなか面白くないですか?
過去最大級だった1997-98年は89%と少なめ。
ところが、それに次ぐ強さだった1982-83年は、
平年比108%。
強烈なエルニーニョだったにもかかわらず、北海道では平年を上回る雪が降っています。
さらに2015-16年は平均気温が平年より+0.7℃高い冬でした。
それでも降雪量は、
平年比99%。
ほぼ平年並みです。
直近の2023-24年も平均気温+0.7℃という暖かい冬でしたが、降雪量は平年比93%でした。
このデータを見る限り、
「強いエルニーニョ=北海道は雪が降らない」
とは言えなさそうです。
1997-98年は記録的エルニーニョでも北海道は89%
2026年9月の海面水温偏差は+4.0℃となり、1997年12月の+3.6℃を上回りました。
そこで気になるのが、これまでの最高値を記録した1997-98シーズン。
当時の北海道では、実際にどれくらい雪が降ったのでしょうか?
1997年12月には、エルニーニョ監視海域の海面水温が基準値より+3.6℃となりました。
では北海道も記録的な暖冬だったのかというと……
実は違います。
1997年12月〜1998年2月の北海道地方は、
平均気温:平年より−0.7℃ 降雪量:平年比89%
でした。
雪は平年より少なかったものの、
「記録的エルニーニョ=北海道も記録的暖冬」
ではなかったということです。
1982-83年は強烈なエルニーニョなのに雪が多かった
さらに興味深いのが1982-83年。
エルニーニョ監視海域の最大偏差は+3.2℃。
非常に強いエルニーニョです。
ところが1982年12月〜1983年2月の北海道は、
平均気温:−0.3℃ 降雪量:平年比108%。
むしろ雪は平年より多く降っています。
特に1983年2月は、北海道地方の月降雪量が、
平年比143%
まで増えています。
やはりエルニーニョの強さだけで北海道の雪の量を予測するのは難しそうです。
暖冬でも北海道では意外と雪が降る?
私自身、北海道で滑っていて以前から感じていることがあります。
それが、
「北海道って暖冬でも意外と雪降るよな?」
ということ。
もちろん、
「暖冬の方が北海道は雪が多い」
とまで言えるデータがあるわけではありません。
ただ、北海道と本州では「暖冬」の影響がかなり違います。
北海道なら平年より暖かくても雪になる
例えば真冬の気温が、
平年−8℃ → 暖冬で−5℃
になったとしても、十分雪になる気温です。
一方、本州の比較的標高の低いスキー場で、
平年0℃ → +3℃
となれば、雪ではなく雨になる可能性が高くなります。
北海道では平年より気温が高い冬でも、
「降水が雪として降れる気温」
に収まる場面が多いため、暖冬=即雪不足とは限りません。
暖気と寒気を繰り返す冬なら一発の大雪もある
そしてスキーヤーにとって重要なのは、シーズン平均の気温だけではありません。
寒気がいつ入るか。
平均すると暖冬でも、
暖気
↓
寒気流入
↓
ドカ雪
↓
また暖気
という変化を繰り返すことはあります。
シーズン全体では降雪量が少なめでも、
数日間で一気に50cm、100cmと積もる
ことはあり得ます。
逆に暖気が入れば、せっかくのパウダーが一気に締まったり、標高の低い場所では雨になったりすることも。
パウダー狙いのスキーヤーにとっては、
シーズン総降雪量より「降った直後を当てられるか」
もかなり重要です。
結局パウダーを当てられるかは休日とのタイミング次第🤣
こればっかりは長期予報ではどうにもなりません🤣
例えば、
月曜:暖気
火曜:寒気が入る
水曜:30cm
木曜:さらに30cm
金曜:THE DAY
土曜:気温上昇
こんな一週間だったとします。
金曜休みの人にとっては、
「今年最高やん!」
となる一方、
土日休みの人からすると、
「今年全然パウダー当たらん……」
となる可能性もあります。
つまりパウダー狙いでは、
- シーズン総降雪量
- 降雪頻度
- 一度に降る量
- 寒気が入るタイミング
- 暖気が戻るまでの時間
- そして自分の休日
このあたりが全部重要。
最後だけは完全に運任せです🤣
少しでも長く北海道パウダーを楽しみたいなら「リゾートバイト」という選択肢も
ここまで「結局パウダーを当てられるかは休日とのタイミング次第」と書いてきましたが……
それなら、
北海道にいる期間そのものを長くしてしまう
という方法もあります🤣
学生さんや長期休暇を取れる人、冬の間だけ環境を変えて働いてみたい人なら、北海道のスキー場やリゾート地で働く「リゾートバイト」という選択肢も。
北海道まで数日間のスキー旅行に来てパウダーを狙う場合、降雪と旅行日程が合うかはどうしても運次第。
でも数週間〜数か月滞在できれば、寒気や降雪のタイミングに当たるチャンスは増えます。
仕事が休みの日に雪が降ってくれるかは、結局また運任せですが🤣
「一度でいいから北海道の冬を丸ごと味わってみたい」
という人なら、こういう北海道の楽しみ方もアリだと思います。
北海道は10〜12月も高温傾向|シーズン序盤はちょっと心配?
真冬とは別に、シーズンインについては少し気になる予報が出ています。
9月18日に発表された北海道地方の3か月予報では、10〜12月の平均気温は、
低い:10% 平年並:40% 高い:50%
と予想されています。
つまり現時点では、
北海道は10〜12月にかけて高温傾向。
スキーヤーとして特に気になるのは、11月から12月です。
初雪が降っても、その後に暖気が入れば融けてしまい、
「雪は降ったけど、なかなか根雪にならない」
という展開も考えられます。
天然雪中心のスキー場では、シーズンインの時期にしっかり寒気が入るかどうかが重要になりそうです。
11月後半から12月。
頼むから一発しっかり冷えてくれ🙏🤣
【9月18日発表】気象庁の寒候期予報が発表!北海道の冬はどうなる?
そして9月18日、ついに2026-2027年冬の寒候期予報が発表されました。
この記事を最初に書いた8月末からずっと気になっていた、
「結局、今年の北海道の冬は暖かいの?雪は少ないの?」
というところが、少しずつ見えてきました。
北海道の冬の平均気温は「平年並40%・高い40%」
北海道地方の冬(12〜2月)の平均気温は、
低い:20% 平年並:40% 高い:40%
という予報です。
過去最強クラスのエルニーニョになる可能性があると聞くと、
「北海道も暖冬確定やん……」
と思ってしまいそうですが、今回の予報では「高い」が突出しているわけではありません。
「平年並」と「高い」が同じ40%。
もちろん高温側への警戒は必要ですが、
「北海道は記録的な暖冬になる」
と決まったわけではありません。
北海道日本海側の降雪量は「少ない40%・平年並40%」
そしてスキーヤー・スノーボーダーとして一番気になるのが、
降雪量。
北海道日本海側の冬(12〜2月)の降雪量は、
少ない:40% 平年並:40% 多い:20%
と予想されています。
正直、
「多い20%か〜🤣」
とは思います。
パウダー好きとしては「多い70%!」くらい言ってほしかった🤣
ただし、この数字を見て、
「北海道は少雪予報になった!」
と決めつけるのも少し違います。
確かに「多い」は20%なので、多雪側よりは少雪側に寄った予報です。
しかし、
「少ない40%」と「平年並40%」は同じ確率。
つまり現時点では、
平年より少ない可能性を意識しつつ、平年並みの冬になる可能性も同程度ある
という予報です。
強烈なエルニーニョでも北海道は「暖冬・少雪確定」ではなかった
ここが今回の寒候期予報を見て個人的に一番面白いところ。
2026年9月のNINO.3海面水温偏差は+4.0℃となり、1997年12月の+3.6℃を上回る過去最高値を記録しました。
冬にかけて過去最大の強さで続く見込みです。(100%)
NOAAからも非常に強いエルニーニョになる可能性が示されています。
ここまで聞くと、
「北海道も暖冬で雪不足になるんちゃう?」
と思ってしまいますよね。
ところが9月18日の寒候期予報では、
北海道の平均気温は、
平年並40%・高い40%。
北海道日本海側の降雪量も、
少ない40%・平年並40%。
もちろん安心できる予報というわけではありません。
少雪側への警戒は必要です。
それでも、
「過去最強クラスのエルニーニョ=北海道も暖冬・少雪確定」
という単純な予報にはなっていません。
この記事で見てきた過去の強いエルニーニョ年でも、
1982-83年:108%
1997-98年:89%
2015-16年:99%
2023-24年:93%
と、北海道の降雪量にはかなりバラつきがありました。
やはりエルニーニョの強さだけで、北海道の雪の量を決めるのは難しそうです。
本州は北海道より厳しい予報|北海道遠征はアリ?
一方で、今回の寒候期予報を全国で見ると、本州のスキーヤー・スノーボーダーには少し気になる内容になっています。
北陸地方や近畿日本海側などでは、冬の降雪量が**「少ない50%」**と予想されている地域があります。
さらに西日本を中心に、冬の平均気温も高い側に確率が寄っています。
北海道と本州では、同じ「暖冬」でもスキー場への影響が違います。
北海道なら平年より気温が高くても雪として降る場面がありますが、本州の比較的標高の低いスキー場では、数℃の違いで、
雪 → 湿雪 → みぞれ → 雨
となってしまう可能性があります。
雨になれば、
新しい雪が積もらない+既存の積雪まで融ける
というダブルパンチ。
だから本州が少雪だからといって、
「北海道も今年はダメだろう」
とは限りません。
2026-2027シーズンは、本州の雪の状況を見ながら、
「今年は北海道まで滑りに行こうかな?」
と考えるのも一つの選択肢だと思います。
もちろん北海道も「大雪確定」ではありません。
ただ今回の寒候期予報を見る限り、
「エルニーニョだから北海道もダメ」
と北海道遠征を諦めるような内容でもなさそうです。
暖冬になった場合、北海道でパウダーを狙うなら?
では実際に2026-2027シーズンが暖冬傾向になったら、どこを狙うのか。
私なら、
標高+もともとの気温の低さ
を意識します。
暖冬では「どれだけ降るか」だけでなく、
「雪として降るか」
が重要です。
同じタイミングでも、
麓は雨・湿雪でも、山の上では雪。
ということがあります。
北海道の場合は標高だけでなく、
- 標高が高い
- ベース標高も高い
- もともとの気温が低い
- 豪雪エリア
- 内陸性で低温になりやすい
といった条件を組み合わせて考えたいところ。
旭岳、黒岳、富良野など標高や低温を期待できるエリアはもちろん、キロロ、札幌国際、ニセコ、ルスツなどの豪雪エリアも、寒気や風向き次第では十分パウダーを期待できるでしょう。
ただし、
「標高が高い=必ず雪が多い」
ではありません。
実際の降雪量は風向き、冬型の強さ、低気圧のコース、地形などにも大きく左右されます。
ここはシーズンが近づいてからの天気図や短期予報が重要になってきます。
そして北海道はとにかく広い🤣
雪道運転に慣れているなら、
札幌をベースにして、前日の予報を見て翌日の滑走エリアを決める
という作戦もアリ。
キロロ方面なのか、札幌国際なのか、ルスツ方面なのか。
さらに動けるなら旭川・富良野方面、旭岳や黒岳なども候補になります。
シーズン全体の予報だけで行き先を固定するより、
「その日、一番条件の良さそうな場所へ動く」
という北海道ならではの狙い方も面白いと思います。
2026-2027北海道の降雪予想|現時点でのなかきちの見方
ここまでの情報と9月18日の寒候期予報、さらに10月9日のエルニーニョ監視速報を踏まえて、2026年10月10日時点で私なりに考えてみます。
シーズン序盤
ちょっと心配。
10〜12月の北海道は高温傾向が予想されています。
天然雪中心のスキー場では、11月から12月にいつ本格的な寒気が入るかが重要になりそうです。
初雪が早くても、その後の暖気で融けてしまえば根雪になるまで時間がかかります。
まずは11月後半〜12月の寒気に期待したいところです。
12〜2月のハイシーズン
今回の寒候期予報では、
北海道の冬の平均気温が、
低い20%・平年並40%・高い40%。
北海道日本海側の降雪量が、
少ない40%・平年並40%・多い20%。
正直なところ、
「最高の大雪シーズン確定!」
と言える予報ではありません🤣
降雪量については、多い側より少ない側へ確率が寄っています。
ただし「少ない」と「平年並」が同じ40%なので、
「北海道は雪不足確定」
という予報でもありません。
過去の強いエルニーニョ年でも北海道の降雪量には大きな差がありました。
今年も実際にどこへ寒気が入り、どのタイミングで雪が降るのかが重要になりそうです。
パウダー
それでも普通に期待しています🤣
ただ今年は、
「シーズンを通してずっとパウダー!」
という期待より、
「寒気が入ったタイミングを逃さない」
という意識が重要になるかもしれません。
暖気が入りそうなら、標高の高い場所やもともと気温の低いエリアを狙う。
寒気が入れば、どのエリアに一番雪が入りそうなのかを見る。
そして北海道は広いので、
前日の天気予報を見て、一番降りそうな場所へ動く。
結局これが強い気がします🤣
あとは……
休みの前日の夜から朝まで降ってくれ!🙏
今年も最後はいつもの運ゲーです🤣
では実際に暖冬寄りになったら、北海道のどこを候補にするか。雪の量と寒さの分け方は、別記事にまとめました。

まとめ|最新予報でも北海道パウダーを諦めるのはまだ早い
2026年9月18日に寒候期予報が発表され、2026-2027シーズンの北海道の冬が少しずつ見えてきました。
現時点の情報をまとめると、
- 2026年春からエルニーニョ現象が続いている
- 冬にかけてエルニーニョが継続する見込みは100%
- 2026年9月のNINO.3海面水温偏差は+4.0℃となり、1949年以降の月別観測値で過去最高を更新
- これまでの最高値だった1997年12月の+3.6℃を上回った
- NOAAは非常に強いエルニーニョとなる確率を90%超としている
- 北海道の10〜12月の平均気温は「低い10%・平年並40%・高い50%」
- 北海道の冬の平均気温は「低い20%・平年並40%・高い40%」
- 北海道日本海側の冬の降雪量は「少ない40%・平年並40%・多い20%」
- 少雪側への警戒は必要だが、「少ない」と「平年並」は同じ40%
- エルニーニョ=北海道の暖冬・少雪確定ではない
- 過去の強いエルニーニョでも北海道で平年以上の雪が降った冬がある
という状況です。
正直、パウダー好きとしては、
降雪量「多い70%!」
くらいの予報を期待していましたが🤣
今回の寒候期予報は、そこまで景気のいい内容ではありません。
それでも、
「過去最強クラスのエルニーニョだから北海道も雪不足確定」
というほど悲観的な予報でもありませんでした。
北海道日本海側では「少ない40%」と「平年並40%」が並んでいます。
そしてパウダー狙いなら、シーズン全体の降雪量以上に、
「いつ・どこに寒気が入るのか」
が重要です。
暖気が入りそうなら標高や気温を意識する。
寒気が入れば降雪エリアを確認する。
そして前日の予報を見て、その日一番良さそうな場所へ動く。
北海道に住んでいる私としては、
今年はいつも以上に「降った場所を追いかける冬」になりそう
と考えています。
行き先の考え方はこちら 👇

もちろん長期予報は今後も変わる可能性があります。
シーズンが近づけば1か月予報、さらに直前になれば週間予報や短期予報の方が、実際のパウダー狙いでは重要になってきます。
この記事も今後、新しい予報が発表されるたびに更新していきます。
北海道遠征を考えている人は、雪の予報とあわせて宿泊先やレンタカーも早めにチェックしておくと安心です。
※宿泊先はこちらで👇
※レンタカーはこちら👇
さあ、2026-2027シーズン。
過去最高の海面水温偏差を記録したこのスーパーエルニーニョが、北海道の雪にどう影響するのか。
結局最後は……
休みの日に降ってくれ!🤣🙏❄️
今年も最高の一本を狙っていきましょう⛷️🏂
ほなまた🖐️❄️
参考資料
・気象庁・札幌管区気象台「北海道地方 寒候期予報(2026年9月18日発表)」
・札幌管区気象台「北海道地方3か月予報(2026年9月18日発表)」
・気象庁「エルニーニョ監視速報 No.408(2026年9月9日)」
・気象庁「エルニーニョ監視速報 No.409(2026年10月9日)」
・気象庁「エルニーニョ現象及びラニーニャ現象の発生期間」
・気象庁「エルニーニョ現象発生時の日本の天候の特徴」
・気象庁「過去の地域平均気象データ検索」
・NOAA Climate Prediction Center「ENSO Diagnostic Discussion(2026年9月10日)」

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